ラプラス分布(Laplace distribution)
分布の形状
基本情報
- 2つのパラメータ が必要です.
- 無限区間 で定義された連続分布です。
- 平均対して常に対称です。
確率
- 累積分布関数
- Excel での累積分布関数 (c.d.f.) と 確率密度関数 (p.d.f.)の求め方
1 2 3 4 5 6 7 8 A B データ 説明 0.5 対象となる値 8 分布のパラメータ Mu の値 2 分布のパラメータ Phi の値 =(A2-A3)/A4 Standardized variable z 数式 説明(計算結果) =IF(A2<A3,0.5*EXP(A5),1-0.5*EXP(-A5)) 上のデータに対する累積分布関数の値 =0.5*EXP(-ABS(A5))/A4 上のデータに対する確率密度関数の値
分位点
分布の特徴
平均 – 分布の”中心”はどこ? (定義)
- 分布の平均は と与えられます。
標準偏差 – 分布はどのくらい広がっているか(定義)
歪度 – 分布はどちらに偏っているか(定義)
- 分布の歪度は です。
尖度 – 尖っているか丸まっているか (定義)
- 分布の尖度は です。
乱数
- 乱数 x は一様乱数 U に対して次式で生成されます(逆関数法) :
- Excel での乱数生成法
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A B データ 説明 0.5 分布のパラメータ Mu の値 0.5 分布のパラメータ Phi の値 数式 説明(計算結果) =IF(NTRAND(100)<0.5,A3*LN(2*NTRAND(100))+A2,-(A3*LN(2*(1-NTRAND(100)))+A2)) 100個のラプラス乱数を Mersenne Twister アルゴリズムで生成します。 メモ: この使用例の数式は、配列数式として入力する必要があります。使用例を新規ワークシートにコピーした後、A5:A104 のセル範囲 (配列数式が入力されているセルが左上になる) を選択します。F2 キーを押し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。この数式が配列数式として入力されていない場合、単一の値 2 のみが計算結果として返されます。
参照
- Wolfram Mathworld – Laplace distribution
- Wikipedia – Laplace distribution
- Statistics Online Computational Resource
- Marketing
“On the Laplace Distribution of Firms Growth Rates” by Giulio Bottazzi and Angelo Secchi
- Computer graphics